職種別の見せ方
同じ経歴でも、応募する職種によって前に出すべき情報は変わります。
コンサル
見られるのは「構造化して考えられるか」です。
・課題をどう定義したか
・なぜその打ち手を選んだか(選ばなかった案も含めて)
・関係者をどう動かしたか
・結果をどう測ったか
成果より、成果に至る過程が読まれます。したがって、書き方も「課題→仮説→打ち手→結果」の順に揃えると通りやすくなります。
未経験から入る場合は、事業会社でのプロジェクト推進経験をこの型に翻訳して書くのが有効です。
コンサル職での経歴の翻訳を無料相談する
事業会社の経験をどう言い換えるかは、面談で具体的に整理できます。無料です。
- 面談は無料・オンライン対応です
- 書類の添削は各社のサービス範囲によります
- 面談は無料。求人を見てから、応募するかどうかを決められます
IT・エンジニア
見られるのは「何を、どの規模で、どこまで担当したか」です。
・技術スタック(言語・フレームワーク・クラウド)
・担当範囲(設計から入ったのか、実装のみか、運用も見たか)
・チーム規模と自分の役割
・システムの規模(ユーザー数、トラフィック、データ量)
よくある失敗は技術名を並べるだけになること。「使ったことがある」と「設計判断ができる」は別物として見られます。なぜその技術を選んだかを1行添えるだけで印象が変わります。
技術領域ごとの評価軸を無料で確認する
同じスキルでも、企業のフェーズによって評価が変わります。相談は無料です。
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製造業
見られるのは「どの工程を、どの製品で」です。
・製品領域(自動車、半導体、化学、食品など)
・担当工程(開発/設計/生産技術/品質保証/生産管理)
・扱った規模(量産数、ライン数、拠点)
・改善実績(歩留まり、リードタイム、コスト)
製造業は領域と工程の組み合わせで求人が決まるため、ここが曖昧だと書類が届きません。使用した設備名・解析手法まで書くと具体性が出ます。
製品領域と工程の見せ方を無料相談する
同じ経験でも、応募先の製品領域によって評価は変わります。面談は無料です。
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管理部門
経理・財務・人事・法務は、「どこまで自分で完結できるか」が軸です。
・担当した範囲(月次まで/年次決算まで/開示まで)
・会社の規模と上場区分
・使用した会計システム
・監査対応、税務対応の経験
資格がある場合は、資格そのものより「資格を使って何をしたか」を書きます。
会計士・税理士のキャリアを無料相談する
資格職は行き先ごとに評価される経験が変わります。面談は無料です。
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希望年収を書く前に、産業の水準を見る
職務経歴書でいちばん手が止まるのが、希望年収の欄です。高く書けば落ちる気がして、低く書けば損をする。基準がないから決められません。基準になる数字を置きます。
職種のベースになる産業の賃金(令和7年・所定内給与額・月額・男女計)
| このページの職種 | 対応する産業 | 所定内給与額(月) | 全産業平均との差 |
|---|---|---|---|
| コンサル | 学術研究,専門・技術サービス業 | 440,300円 | +99,700円 |
| IT・エンジニア | 情報通信業 | 406,000円 | +65,400円 |
| 製造業 | 製造業 | 330,000円 | −10,600円 |
| (参考) | 金融業,保険業 | 437,000円 | +96,400円 |
| (参考) | 建設業 | 366,300円 | +25,700円 |
| (参考) | 医療,福祉 | 315,700円 | −24,900円 |
| 全産業の平均 | — | 340,600円 | — |
出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査の概況」。一般労働者の所定内給与額(男女計)です。賞与・残業代・各種手当は含まれません。差は当サイトの計算です。管理部門は産業をまたぐため、対応する産業の行を置いていません。2026年9月18日に確認しました。
いちばん意外なのが製造業です。全産業の平均が340,600円なのに対して、製造業は330,000円。平均より10,600円低い。「メーカーは安定していて給料もいい」というイメージと、統計は逆を向いています。
この表の使い方は2つです。①いまいる産業と、行き先の産業の差を見る。製造業から製造業へ移っても、産業の差では上がりません。上がるとしたら、役職か企業規模の差です。②その差を職務経歴書で説明できるかを考える。製造業から学術研究・専門技術サービス業へ移るなら、月110,300円ぶんの説明が要ります。年に直すと1,323,600円です。その額に見合う実績を、書類のどこに置くかを決めてください。
ただし、これは所定内給与額です。賞与も残業代も入っていません。求人票の「年収」とそのまま比べると必ずずれます。比べるなら、自分の給与明細から残業代と各種手当を引いた額を出して、この表と並べてください。
共通する注意点
①応募先の言葉を使う。社内用語をそのまま書くと伝わりません。
②2枚に収める。長さは熱意ではありません。
③空白期間は書く。隠すと面接で必ず聞かれます。1行で理由を書けば済みます。
④誤字を残さない。「注意力」の評価に直結します。提出前に一度、印刷して読んでください。
職務経歴書の書き方ガイドの記事一覧
一次情報の確認先
このページに書いたことは、以下の公的機関の公表情報で確かめています。制度は変わることがあるので、確かめた日を各所に書き、確認先も置いています。